2019年10月1日からワイモバイルのスマートフォン向け料金プランが変更されます。
主な変更点は以下の3つです。
①基本使用料が2,980円から2,680円に300円値下げされます。
② 2 年縛りの契約がなくなり、契約期間および契約解除料がない料金プラン「スマホベーシックプラン」となります。
③「スマホプラン割引」=1年間1,000円割引がなくなります。
一応、ワイモバイル公式から発表されている比較表をつけますね。
こちらを見る限りですと「12%値下げ」とうたってますね。確かに安くなってます。では、本当に安くなっているのか検証したいと思います。
ちなみに、いつも思うのですが、何故「おうち割光セット(A)または家族割引サービス」の500円割引を比較や金額の表示の際にいれるのでしょうか。
それはさておき一見すると300円値下げされているようにみえますが、変更点③の部分をみてください。これまで新規の契約や他者からののりかえ(MNP)では、1年間1,000円値下げというがあったのですが、今後なくなってしまいます。つまり、12,000円の割引がなくなった代わりに、300円値引き×24カ月の7,200円値引きしますということで、実質4,800円の値上げと考えてもいいのではないでしょうか。
そこで、ワイモバイルも考えたのでしょう。新たに「新規割」という割引を開始し、6カ月間毎月700円を、これまた新規契約や他者からののりかえ(MNP)で割引することになりました。つまり、4,200円分を割引しますので、結果前よりも2年間トータルで600円値上げしたことになります。
※解約の時期によって多少変わります。
また、スマホプランL(現在キャンペーンで21GB)のプランがなくなり、スマホプランR(13GB)に変更になりますので、こちらも実質ダウングレードといってもいいのではないでしょうか。
ここでも一応ワイモバイル公式からでている金額を載せます

さらに気になるのは、携帯代金です。こちらは今後、契約とセットで売れなくなるとなりますと、割引がつかなくなる可能性も十分にひめております。もちろん、0円端末のようなものもでてくるかもしれませんが、実質携帯代金分も値上げする可能性がありますので、総務省のせいと言えばそうですが、ユーザーにとってはあまり嬉しくない変更ですね。
しかして、今回のワイモバイルの料金プランの改訂で一番大きな変更点は、金額ではなく、「2年縛り」がなくなることです。
それが、ユーザーにとってどのぐらいのメリットがあるのかは現時点ではわかりません。しかし、大きな一歩になったのは確かかもしれません。
三木谷さんが、会見で正式なサービスリリースは先にすることをおっしゃってましたね。一部のユーザーだけで試験的に実施するそうです。期待していた分落胆されている方も多いかと思います。
しかし、私見ではありますが、おそらく格安スマホ並にやすくなることはないのではないでしょうか。しかも、当面はかつてのソフトバンクのように電波のつながりが悪いということも考えられるわけですから、仮に「docomoやau,ソフトバンクに並ぶ第四の携帯キャリアとして楽天」があったとしても、品質が「格安スマホ」並ならばまったく意味がないわけですね。
だったら、ワイモバイルにすればよいわけです。
そういった意味で、楽天がどのぐらいインパクトのある料金を提示してくるのか期待をもって、もう少し待ちたいと思います。
まだまだ私の周りにもPocketWiFi使っている人が多くて、需要は一定数見込めるんですかね。
ワイモバイルからPocket WiFi 803ZTが新発売になりました。
下りの通信速度が988Mbpsでした。少し見ない間に1Gbpsまできていたのですね。これは速いでしょう。スマートフォンのテザリングは思っていた以上に遅い時があるので、外でガンガンネットする人にはまだまだ需要があるに違いないです。
おかげさまで5周年キャンペーンは9月30日までなのでお早目に!